(ニュートロン88区、PUS捜査局。)
(九川通りの爆破事件の後、私たちは犯人を連れていくパトロールカーと一緒に捜査局本部に戻った。)
(なぜか、道中で多くのパトロールカーが忙しそうに行き交っていたのが目についた。)
(犯人を警備員に引き渡した後……)
ココナ:「ホ・シ・リ・エ・ちゃん~!」
ホシリエ:「ま、待って、ココナ……」
ココナ:「ははは、ホシリエちゃん、私たち本当に久しぶりに会うわね!」
ココナ:「ちゃんとご飯食べてる?よく眠れてる?星庇所の運営は順調?」
ホシリエ:「あの、ココナ……怒ってないですか?」
ココナ:「え?私がホシリエちゃんに怒るわけないでしょ?」
ホシリエ:「最近、私はずっと星庇所のことで忙しくて、ココナに全然連絡できてなくて……」
ココナ:「ああ、そのことね……ホシリエちゃんが忙しいのはわかってたから、私も連絡するのを控えてたのよ。」
ココナ:「だから、私たちお互い同じことを考えてたってわけ。」
ホシリエ:「本当にそうですね。よかった、ココナはやっぱり昔のままのココナです。」
ホシリエ:「そうだ、引航者、まだちゃんと紹介してなかったですね……。ココナは、私がPUSにいた頃の大親友で、星庇所を立ち上げるときに最初に応援してくれた人なんです。」
ココナ:「そんな大したことじゃないよ……それに、ホシリエちゃんだって私をいっぱい助けてくれたじゃない。」
ココナ:「さて、旧友会はこの辺にして、そろそろ本題に入りましょうか。」